ドイツサッカースクールのニシコーチ

 はじめまして。こんにちは!
 スタッフKです。

 私は、ボロンテの外部スタッフとして主にライティングを担当しています。といっても元社員なので、会社に行くと何がどこにあるかわかるし、時にはお菓子をつまんだり、コーヒーを淹れたり好き勝手に行動してひんしゅくを買っています。ほとんど社員同然です(笑)

 小4の息子がいるのですが、幼稚園の年中からサッカーをやってます。教室は、ボロンテが出版した『ニシコーチの子・育つサッカー 』の著者である西村岳生コーチのドイツサッカースクール です。
 最初はほんの体力づくりのつもりで始めたのに、いつしかよそのお子さんと我が子を比べるようになり、苦しい思いをしました。

 なにしろウチの子は、試合中チームに溶けこめず、つっ立ってボールを蹴りあう子どもたちを茫然と見ているだけだったからです。 そんな息子にしびれを切らして、「どうしてボールを追わないの?」「もうやめたほうがいいんじゃないの?」などとひどいことを言ったことも(汗)

 でも、スクール当日になると、本人は「行く」「やりたい~」の一点張り。決して安くはない月謝を払っていたので、毎回イライラしながら息子を送り出していました。
 そんな時、ニシコーチの本が出ました。その中に「我慢するお父さん」というエッセイがあって、はっとさせられました。

 「やれ」と言ってしまうのが普通だ。子どもに自分の想いを押しつけないようにしているお父さんを立派だと思った。“お父さんの我慢”に敬意を表します。(本文より)

 その文章を読んでから、何も言わないように努力しました。というより、現地に着いたらすぐ車を出して、さっさと帰るようにしました。そして3年生になる頃には、自然とチームの中でガチガチ攻め込んでいる息子がいました。あのままイライラを募らせていたら、教室を辞めさせたばかりか、自立の芽を摘んでしまったかもしれません。

 子育てには「待つ」ということがとても大事。ニシコーチはそれを気づかせてくれました。
 子育てに悩んでいる人がいたら、この本をお勧めします。

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