『魔女の宅急便』の作者として有名な児童文学者、角野栄子さんのドキュメンタリー映画を観てきました。
何を隠そう私、宮崎駿監督のアニメ映画『魔女の宅急便』を観たこともなければ、角野栄子さんの作品を読んだこともなかったのですが、角野さんの大ファンである友だちが「とにかく見れば、よさがわかるから」というので権堂まで行ってまいりました~
タイトルにもある通り、カラフルなワンピースを身にまとい、個性的なメガネをかけた角野さんはとってもおしゃれ。88歳という年齢にもかかわらず、まるで60代ぐらいにしかみえない若々しさ。私もこんなふうに年を重ねたいなあと、一目でファンになってしまいました。
鎌倉で一人暮らしをされているのですが、生活スタイルは非常に規則正しくシンプル。朝は体操をし、朝食をもりもり食べ、10時から17時は執筆に集中。仕事を終えると、鎌倉の街をてくてく歩きます。
海辺で古い器の欠片を見つけたり、寺社で花を愛で、鳥や虫に目を凝らし、驚いたり感動したり…。時にはカフェやブティックの店主と他愛のない話をして、毎日を朗らかに楽しく暮らす姿はまさに私の理想です。
楽しく生きる秘訣は、何か喜びを見つけること。それが魔法であり、誰にでも魔法はひとつだけあると。
私の魔法はいったいなんだろう。そんなことを考えながら、映画館をあとにしました。
家に帰る途中、さっそく映画『魔女の宅急便』をレンタルし、原作も注文しました。子どもと一緒に角野ワールドにどっぷり浸りたいと思います。
たまには映画もいいですね~ 松竹相生座さんの上映ラインナップを見ていたら、大好きなアンドレイ・タルコフスキーの『ノスタルジア』が近々上映(4月26日~5月2日)されることを知り、わくわくしているスタッフKです(笑)
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