コロナ下での選挙ということもあり、期日前投票に行ってきました。投票所に行くと、同じ考えの人が多いようで、人、人、人で、けっこう密な感じでしたヨ。でも、アルコール消毒などもたくさん設置されていて、安心して投票できました。
若い頃はめったに投票には行かなかったけれど、結婚したら相方が「投票しないなら、政治を語るな、批判するな」という人だったので、自然と行くようになりました。
今年は婦人参政権(←今は女性参政権と言うそうです)初行使から75周年という区切りの年だそうで、そういえば明治生まれの祖母が「婦人参政権を取るのは苦労したのよ。だから選挙は絶対行く」と言っていたのを思い出しました。
ちょっと調べてみたら、第一次世界大戦後に平塚らいてうや市川房枝が新婦人協会を立ち上げて、女性たちが参政権獲得に向けて動き始めたらしいです。明治初期にも、戸主なのに女性だからという理由で選挙権がないのはおかしいと政府に訴え出た人たちもいたそうですが、組織だって活動が始まったのは大正時代になってからのようです。
でも、女性に参政権が認められて女性の国会議員が選出されたのは戦後になってから。昭和21(1946)年です。これって、私が生まれる10数年前のこと。意外に歴史が浅いんですよね。
大切な一票を投じて外に出ると、若い男性と女性が駆け寄ってきました。「何?」と立ち止まったら、男性の方が「出口調査いいですか?」と…。思わず「はい」と返事をしてしまって、アンケートに答えてきました。けっこう重視したことは何かとか突っ込んだ質問もあり、きちんと考えを整理してから選挙に行かないといけないなあと思いました。
生まれて初めての期日前投票と出口調査、今日はよい経験になりました。
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