信州の冬。わが家の冬。今年もこの季節がやってきました。
先々週、父のつくったビタミン大根でたくわんを漬けまして、先週末は野沢菜を漬けました。私よりずっと小柄な母はこの重労働を何年も続けていたのか……と心底ありがたみを痛感しつつ、今年もヒィヒィいいながら。
たくわんはまぁよしとして、問題は野沢菜で、かさばるから洗うのがまずたいへん! しかし食卓にないと寂しいし、母の味を忘れぬうちに……というか、ただ自分たちが食べたい一心で(欲がすごい)、父と私とで慣れない作業に四苦八苦しながら細々と続けています。昨年は私が電池切れで父が漬けてくれ、今年は父と私で異なる漬け方でトライ。しかも父は今年、お菜洗いに衣装ケースを活用するという、まさかのアイデアで私の一歩先を行きました。
いまわが家の冷蔵庫には、野沢菜を手っ取り早く食べる用の時漬けがスタンバイ。問題は樽の中の本漬けです。その仕上がりはいかに――。楽しみ半分怖さ半分、もはや毎年の運試しです。
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