遅くなりましたが、GWの福井旅行の投稿です。晴天にめぐまれた5月3~4日、敦賀まで開通した北陸新幹線に乗って福井へ行って来ました。
初日は、JR九頭竜線で終点九頭竜湖駅まで行き、20分ほど歩いたところにある大野市化石発掘体験センター「ホロッサ」。福井県と言えば恐竜で有名な地。当初は福井県立恐竜博物館へ行きたかったのですが、予約がいっぱいで大野市へ行くことにしました。
こちら非常に空いていて、学芸員さんからマンツーマンで発掘のコツを教えていただけてラッキーでした。化石をじっくり発掘したい人にはお勧めかもしれません。私は植物の化石を発掘し持ち帰りましたが、アンモナイトなどの貴重な化石を発見した場合は、大野市所有となるそうです。
その後、九頭竜線を福井方面へ戻り、「天空の城」として名高い越前大野城へ行きました。越前大野駅から歩くと30分以上はかかるので、駅にあるレンタサイクルを利用しました。2時間で600円。
到着したのが午後3時だったのと、向かいにある犬山に登れなかったため、雲海に浮かぶ雄姿こそ拝むことはできませんでしたが、汗をふきふき登り切った後の眺望は格別でした。11月の霧がかかる季節に行くと、犬山から天空の城を眺めることができるそうです。
初日は一乗谷の民宿に泊まり、翌日は一乗谷朝倉氏遺跡を見学しました。ここは中世の遺跡がそのまま保存整備され、一部復元された街並みを歩くことができます。のどかな田園地帯なのですが、外国人観光客が多くてびっくりしました。
一乗谷を見学後は、バスで永平寺に移動し、さらにバスを乗り継いで日本最古の現存天守閣がある丸岡城を見ましたが…。じつは日本最古ではないという説も。でも、日本一短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」が残る城としても名高く、併設する日本一短い手紙館にはコンクールに寄せられた数多くの手紙が展示され心打たれました。
丸岡城を見た後は夕日を見ながら新幹線に乗って一路長野へ。一緒に旅した息子はこんどは敦賀方面へ足を延ばしたいと夢を膨らませておりました。
福井は新幹線の開通でバスも電車もすべて交通系ICカードが使えるようになり、非常にスムーズに旅することができました。しかも私たちが旅したGWは、ICカード半額キャンペーン中でとってもお得!また、行く先々でみなさんとても親切で、何からなにまで本当にパーフェクトな旅行になりました。
福井県―いまもっとも旬な観光地の一つではないかと思います。皆様もぜひどうぞ~
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